山恵鉄工のものづくり

Craftsmanship

山恵鉄工の

ものづくりを支える3要素

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溶接
山恵鉄工の基幹技術でもある溶接は、いろいろな産業を支える技術でもありますが、極めて奥深く、また慢性的に人手不足なこともあり、日本国内では溶接生産力不足にお悩みのお客様がとても多いと思われます。山恵鉄工では溶接担当者の育成と、多数の溶接ロボットの活用により、高い溶接生産力をご提供できます。
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一貫生産
山恵鉄工ではほとんどの工程を内製化することにより、『納期短縮』『コスト極小化』、そしてなによりも『全工程での作りこみ』による『高い品質』をご提供できます。またお客様の管理負荷の低減に大きく貢献できます。
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永続性
なによりこの生産体制を永続的なものにすること。そのための継続的な設備投資と、何よりも人材投資を重視しています。

ものづくりの現場を見てみよう!

山恵鉄工がつくる

建築機械の部品たち

山恵鉄工のメインの製品は建設機械の部品。
徹底的に『溶接の確実性』を追求して、量産ラインを構築しています。たくさんの生産実績があって、幅広い種類の製品に対応することができます。
なにより『建設機械が大好き』なメンバーで、情熱を込めて製造しています。

車種ラフテレーンクレーン
ラフテレーンクレーンは日本国内で最も普及しているクレーンで、公道を走行することができます。
重量物を高く吊り上げるため、何よりも安全性が要求されます。山恵鉄工では、腕の部分『ブーム』や車体『シャーシフレーム』『レボフレーム』等を生産しています。
車種アーティキュレートダンプ
アーティキュレートダンプは全輪駆動で悪路走破性を高めた大型ダンプで、大規模インフラ工事等で使用されます。
山恵鉄工では巨大な荷台(ベッセル)等を生産しています。建設機械では耐摩耗鋼板が使用されることも多いのですが、入熱制限など必要とされる厳格な溶接管理体制も、山恵鉄工ではしっかりと確立しています。
車種ミニホイルローダー
ホイールローダーは土砂等の資材を積み込むことに特化した建設機械で、建設工事や畜産農家など様々な現場で広く使われています。
山恵鉄工では小型ホイールローダーのバケット(土砂をすくう部品)を生産しています。
車種油圧ショベル
油圧ショベルは世界で最も普及している建設機械で、土木作業だけでなく、アタッチメントの付け替えにより様々な作業に対応できる万能機械です。
山恵鉄工では、「アーム」「ブーム」「レボフレーム」等のメイン部品を製作しています。『耐久性』のために溶接品質が重要で、超音波探傷検査などが求められます。
車種スクラップ処理機
スクラップ処理機は油圧ショベルの派生マシンのひとつです。昨今のSDGsの観点から『鉄』スクラップは、極めてリサイクル性の高い資源として重要視されています。
山恵鉄工では、昇降キャビン関連の部品を製作しています。
車種アスファルトフィニッシャー
アスファルトフィニッシャーは道路工事の際に、熱されたアスファルトを均一に散布するための機械です。世界有数の日本の道路インフラを支えています。
山恵鉄工ではフレーム関連の部品を製作しています。
車種カニクレーン
カニクレーンは超小型のクレーンで、なんと屋内でも使用可能なほど小さいことが特長です。そのため、石造りの古建物の多い欧州等で人気の建設機械です。
山恵鉄工では、「ブーム」「フレーム」「アウトリガー」等、ほぼ全ての溶接構造体を製作しています。
車種クローラーキャリア
クローラーキャリアは不整地走行車と呼ばれる、履帯(キャタピラー®)の走行部に荷台(ベッセル)を搭載した、ちょっと珍しい建設機械です。タイヤ走行の機械では走れないような荒れ地やぬかるみでも走行可能です。
山恵鉄工では「フレーム」「ベッセル」の製作を行なっています。

※キャタピラー®はキャタピラー社の登録商標です。

車種モーターグレーダー
モーターグレーダーは腹部に巨大なブレード(排土板)を持った建設機械で、土木作業や除雪など様々なシーンで活躍します。
地面を削り取ることもあるため細身ながら頑丈なフレームが特長で、山恵鉄工ではこのフレームの部品を製造しています。山恵鉄工で担当する大型の機種は、海外の大規模鉱山でダンプの通路を整備するために使用されています。
車種クローラークレーン
クローラークレーンは履帯(キャタピラー®)を履いた超大型のクレーン。
特長である『ラチスブーム』は強靭なパイプを複雑に組み合わせたもので、数百トンの荷物を吊り上げることができます。ブームを組み合わせることで、全高100メートルを超える高さにもなります。山恵鉄工ではこの『ラチスブーム』を生産しています。